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ル・コルビジェの建築美 ロンシャン礼拝堂

ロンシャン礼拝堂 ©laporterie/AONDH

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ロンシャン礼拝堂 ©laporterie/AONDH

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ロンシャン礼拝堂 ©laporterie/AONDH
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ロンシャン礼拝堂 ©laporterie/AONDH
ロンシャン礼拝堂 ©laporterie/AONDH
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【フランス/ロンシャン】

 

1944年に旧礼拝堂が破壊された後、1955年にル・コルビジェにの設計により建築されたノートルダム・デュ・オール礼拝堂。通称ロンシャン礼拝堂はカトリック・ドミニコ会の巡礼地として建てられました。そして世界遺産「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の一つとなっています。この地の風景に感動したル・コルビジェが風景の中にある白い灯台のように巡礼者を引きつける礼拝堂をデザインしました。カニの甲羅をモチーフにしたと言われる屋根とコンクリートと石灰で仕上げられた薄く白い滑らかな壁が印象的です。多くの壁の穴からステンドグラスを通して光が差し込み姿は幻想的。ル・コルビジェはこの礼拝堂で光と影による聖なる空間を作り出しました。また、北側と西側の2つの湾曲する壁がつくる3つの小礼拝堂も設計し、これらは「光の井戸」を作り出しています。祭壇や燭台などもル・コルビジェのデザインによるもの。ゆっくりとル・コルビジェの世界をお楽しみください。