2019年12月22日
海外旅行はよく行く方だと思います。 母も80歳までは年に一度、一緒に海外に出かけていました。
しかし寄る年波、身体がいうことをきかない、あちこち痛む、国内で良いから。と いうことになり、そんな話をいつもお世話になっているリージェンシーグループのUさんに 何の気なしに愚痴のように話してみると、国内も手配できますよ。ということになり、 この時、良いところを紹介してくれました。 そこが仙寿庵さんです。
その年は仕事が忙しくて花見にもいけず、気が付いた時は 東京はすでに葉桜、ちょうどGWの少し前でした。 水上温泉街とはちょっと離れた山の中、 風情ある門構え、広い玄関をあがって通されたロビー。 正面には雪の残る谷川岳が、そして山をバックに広い庭の山桜が満開。 まるで額縁に切り取られた絵のような風景でした。 いつかどこかの温泉宿の広告で見たことのある湾曲したガラス張りの廊下。 あっこれこれ!本当に陰り一つないほどに磨かれたガラス越しに見るお庭。 緑鮮やかに季節にくると、また味わいも違うのかなあ。とまた来てみたくなる景色です。
各お部屋には露天風呂がついているので、 風呂場へ行くのを、おっくうがる年寄りにとっても 人めを気にせず、時間を気にせず、
何回でも湯を堪能できると喜んでいました。
お部屋のアメニティは充実!エスプレッソマシーンのカプセルも多く雄大な景色を眺めながらの
プライベートティータイムを楽しめました。センスのよいおしゃれな浴衣は肌触りがよく気ごちも快適でした。
温泉好きの私は大風呂へ。脱衣室の広さ、清潔感は申し分なしです。 各部屋に露天風呂がついているせいでしょうか、滞在中の大風呂利用者も ほとんどなく、私はいつも大風呂をプライベート風呂のように使っていました。 清流の流れと風の音を聞きながら、のんびりできる露天風呂の解放感も満点。 ごく自然に『気持ちいい~』という言葉がでてくるほど。
食事も地産地消、季節感あふれる素材を、香ゆたかに、目にも美しく、 さすが日本料理はすばらしい。と、うならせてくれる五感で味わえる料理の数々。 ここは日本ではめずらしい、世界的な組織ルレ・エ・シャト-のメンバーとか。 翌朝のロビーでお会いした外国人の方も、ルレ・エ・シャトーのメンバーだから 選んで来た。とおっしゃっていました。
自然の中の立地、整った設備、でも風情があって、のんびりできて、食事も美味しくて、 ルレ・エ・シャトーってすごいのですね。と帰ってUさんに報告。 今度は本場フランスのルレ・エ・シャトーを紹介して下さるとか。 楽しみにしています。
(2018年4月 A.K)
ホテルの詳細はこちら 別邸 仙寿庵