2019年11月5日
シックスセンシズ・カプランカヤ宿泊/トルコ航空利用
【欧米で人気の トルコ ビーチリゾート 】ボドルム(BODRUM)
日本での知名度はないのですが、実は欧米で話題になっている
トルコ ビーチリゾート、それがトルコのボドルム(BODRUM)。
イスタンブールから南へ空路約90分。エーゲ海沿いの街です。
イメージは、白い家々のたつ街並みと素敵なビーチ。
英国やドイツからは直行便が飛んでいるほど人気のエリア
は、冬でも比較的温暖なため年間を通してリゾートを満喫できる。ということで今回の旅はボドルムに決定。滞在したのは
Six Senses Kaplankaya
以前に立ち寄ったアブダビ空港のファーストクラスラウンジに入っていたあのSIX SENSES。
シックスセンシズはモルデイブ、バリ島のウルワツ、タイのサムイ島は有名ですが、日本人のあまり行っていないところを目指してみました。
ボドルム周辺の海には、入江ごとに世界的ブランドホテル(アマン、マンダリン等々)が点在し、各々、広い敷地にホテルやプライベートプール付きのVILLAをもつ、本当に世界的に有名なリゾート地なのです。
その北ボドルムに位置(ボドルム市街からは84Km、Milas-Bodrum空港からは車で約1時間弱)、エーゲ海を目の前にしたオリーブ畑やヒノキで覆われた丘の上に建つシックスセンシズ カプランカヤ。
情報があまり日本にはないようなので、ぜひご紹介したいと思います。
ボドルム空港では頼んでおいた送迎車が、時間通り待っていてくれました。
しばしオリーブ畑や田舎の村々を車窓にドライブして到着。
車を降りて、目に飛び込んできたのは、真っ青な空とエーゲ海!10月ですよ。まるでサマーバケーションです。
フロントは5階に位置し、ガラス越しに海を見下ろす空間の広さに気持ちもゆったり。
すぐに出された冷たいタオルとウエルカムドリンクのサービス、出迎えのスタッフの笑顔にほっと一息しました。
さらにiPhoneを出すと、スタッフが寄ってきて、Wi-Fi(FREE)を設定してくれる気配りの良さ。
見習うべき「おもてなし」でした。
部屋はテラス付のシービュー。ドアの横に広めのクロ-ゼット(ドアそばにクローゼットがあると使い易いです)、中にはセーフティボックスの他にも、ビーチサンダル、エコバック(ビーチバック)、水筒といったビーチグッズが。
クロ-ゼットの反対側にデスク、冷蔵庫、ティーポット、コーヒーメーカー。
ベッドルームと壁を隔てて、海の見える位置にバスタブ(海を眺めながらのお風呂は日本人的に最高!)、奥にダブルシンク、その奥にトイレとシャワーブース。バスローブ、スリッパはふかふか。
タオル掛けがツインルームに6つ位あり、それぞれのフックが皆違ったデザインだったので、どれが誰のか、分かり易くて便利かな。と思いました。
いま流行語にもなっているエコ・サステイナビリティ(Sustainability)ということで、ミネラルウオーターはガラス瓶、歯ブラシは木製。いまやラグジュアリーホテルの常識ですね。
ちなみにホテル内には、ミネラルウオ-タ-を自分で入れられるコーナーもありました。
客室はエーゲ海に向かって横長に広がっていましたが、内装、室内の備品な
どはほぼ同じで、シービューかガーデンビューという景色の違いと、広さの違いでランク(料金)が異なるようです。
スイートには、もちろんプライベートプール、ガーデン、テラス付、VILLAは2ベッドルーム、3ベッドルームと人数、用途に応じて使い分け出来るように多種多様にタイプがあり、現在さらに丘の上にレジデンスを増築中でした。
ホテル棟に滞在すれば、徒歩でビーチにも、OUTSIDEプールにも行けますが、5Fにいけばカートも常に待機しているので、「シーフードレストランまでお願いします」「プールバーまで」と言えば、すぐ連れて行ってくれました。
ここで、やはり特筆すべきは「SPA」です。
ウエルネスエリアはさすがシックスセンシズ!
スペースも広いし、メニューも豊富で充実しています。究極のアクアセラピーと言われる「WATSU AQUATIC MASSAGE」もありました!
2階のメイン・フロントで自分の状態をシートに記入した後は男性女性、各々のエリアへ案内されます。
その先にロッカー、ドレッシングルーム、サウナ、スチームサウナ、ハマム、ジャグジー(これがまた大きくて、リラックス出来て気持ち良い)、太陽の光がさんさんと降り注ぐリラックスルーム、さらに進むと男女共有のスペースがあり、こちらのサウナ、SALT GROTTA(ヒマラヤの塩のブロックで作られたヒーリングルームは初体験)は男女一緒に使うことはできるようになっていました。
トリートメントルームは1階にも広がり、シングル、カップルルーム合わせてなんと38ルームも。
こうした完璧な施設とプロフェッショナルなスタッフによるシックスセンシズならではの「SIX SENSES INTEGRANTED WELLNESS」(総合ウエルネスプログラム)も3日~1週間単位で設定もあり、スクリーニング診断で自分のケアポイントをアドバイスしてくれ、パーソナルにプログラミング、最適の身体作りが出来るそうです。
どこのホテルにでもあるSPAのアンチエージング、デトックス、ダイエットという単純なものでなく、総合的に心身ともに、より健康になれるプログラムは確かに魅力的!
施設はアウトサイドプールが2ケ所。1階には屋内プール。
もちろんジムも、さらに屋内にバスケットコート、バレーコート、ヨガスタジオ、ミーティングルーム。
毎日、誰でも参加できるYOGAやストレッチのプログラムもあるし、アクティビティもカヌーやサーフボードなどのウオータースポーツ、ゴルフ、テニス、バイクツアー、ヘリコプターツアー等、なんでもOK、言ってしまえば、なんでもやりたいことができる環境になっています。
ボドルム行の船もでていました。
食事はもちろんシーフード、メインレストランとは別の場所に野外にシーフードレストランがあり夜風に吹かれながら冷えたトルコのローカルワインとタコやエビ、シーバス(すずき)などの炭火焼に舌鼓。
ボリュームもあるし、美味しかったです。
メインレストランはホテル棟の1階、こちらもアウトサイドの席では月あかりに照らされた海を眺めながら、世界三大料理の一つトルコの伝統的な料理がブッフェ形式で楽しめました。
羊、牛、キチンのケバブ、マントゥ(パスタのような小麦の生地に挽肉を詰めて茹でたものにトマトソースとヨーグルトソースをかけたもの)、キョフテ(煮込みミートボール)などなど。デザートも超甘のバラクヴァ、シュトラッチ(ライスプデイング)、その他いろいろありましたが、すべて甘くて食後はいつもトルコ茶のみで終わりました。
食事といえば、トルコでは朝食をとても重要視しているとか。
朝のブッフェのメニューも豊富でした。普通の卵料理はもちろん、さすがにトルコですね。
オリーブにチーズが豊富で、野菜が新鮮、ヨーグルトもフルーツも豊富。
朝食はいつも1時間たっぷり時間をかけていただくという優雅な毎日でした。
レストランのスタッフもとても親切で温かく、勉強熱心。日本語の挨拶を聞いてくるので、ローマ字で書いて渡すと翌朝には「おはようございます!」と挨拶してくるし、トルコ茶がなくなると、すぐもう一杯いかがですか?と声をかけてくれました。
とにかくアジア人が皆無なので、海外でラグジュアリーなリゾート感にどっぷり浸れ、自然がいっぱい、きれいな海を眺めながら、10月でも夏のような太陽をあびて、のんびりできるボルドム。そこでは、フレッシュで健康的なメニューの食事をして、SPAやアクティビティで体重コントロールもばっちりできる本当にリラックスできる
Six Senses Kaplankaya
(シックスセンシズ カプランカヤ)
はお勧めラグジュアリーホテルの1つです。
– Travel Designer 長谷川 清美
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