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大人になった今こそ楽しめる 奈良・平城宮跡 歴史公園

2021年6月3日

大人になった今こそ楽しめる 奈良・平城宮跡歴史公園(その1)

 

縁あって、奈良で学びのツアーを企画することになりました。京都は訪れる機会が多いのですが、奈良はずいぶんと長い間訪れていないことに気が付きました。記憶をたどれば中学と高校の修学旅行で訪れたきり。これでは発想が湧くはずなく、まずは奈良へと向かいました。

 

新幹線で京都に着いてから奈良まではJRは近鉄を利用。どちらも乗換はスムーズで、1時間前後で奈良に着きます。到着後まずは、今回の最初の目的である「平城宮跡歴史公園」へ向かいました。

平城宮跡歴史公園はその名の通り、平城宮の跡地にある公園で、発掘された資料及び同時代の寺社仏閣などを参考にしながら当時の建物を復元しています。到着してまず目に入るのは鮮やかな朱色の大きな朱雀門。そしてその前に広がる朱雀門ひろばは当時の路の幅をそのまま再現しており、その巨大さに圧倒されます。奈良時代にはこの門前で外国使節のお迎えやお見送りをし、新年には天皇が出向きお祝いをすることもあったと言われています。1300年もの昔、ここを奈良時代の人々が行き交っていたのかと思うと思わず足を止めてしまいます。

 

奈良 平城宮跡 朱雀門ひろば 奈良 平城宮跡歴史公園

 

平城宮跡のことを知るために、まずは平城宮いざない館へ。

ここでは復元された建造物の説明や、出土物などから読み解ける奈良時代の暮らし、そして当時の模型も展示されており、今と1300年前の平城京の姿を比較しながら平城宮や奈良時代のことを学ぶことができます。古地図に当時の平城宮の様子、そして現代の様子を重ねていく映像は見応えがあり、疑問に思うことがあればボランティアガイドがすぐに説明をしてくれるので、理解が深まりますます興味がわいてきます。

 

 

奈良 平城宮跡歴史公園   

 

いざない館で概略を確認した後は、復原建造物へ。

まずは高さ20メートルもある朱雀門を見に行きました。「復原」ということは奈良時代のものではありませんが、当時の資料をもとに、その大きさや造りをそのまま蘇らせているということです。建築技術のなかった1300年前にどうやってこの建造物を建てたのだろうかと、驚きと尊敬の念で細部まで見てきました。

 

 

朱雀門は平城宮の南の門。ここを抜けると平城宮があった場所となります。朱雀門前の広場も広かったのですが、さらに広い土地が目の前に広がっています。タンポポやレンゲが咲く姿に懐かしさを感じます。四つ葉のクローバーを探したくなる童心を抑えつつ視察を進めます。

 

奈良 平城宮跡歴史公園 

 

以前は第一次大極殿院南門の復原整備工事の様子を見学できたのですが、工事も進み、残念ながら見学は終了していました。そこで、近くにある復元事業情報館へ。

 

ここでは第一次大極殿の復原の取り組みや整備の意義などをわかりやすく紹介されています。展示されている資料を見ると、奈良時代の技術がよくわかります。復原の様子をまとめた10分ほどの映像も見ることができるので、これを見てから第一次大極殿へ行くことをお勧めします。

 

奈良 平城宮跡歴史公園 

 

あまりに広い平城宮跡歴史公園の移動に疲れので、ここで朱雀門ひろばにあるレストラン・カフェで休憩。

ここでは奈良の食材を使った料理やスイーツを楽しめます。この日はヤマトポークのカツカレー、大和茶ソフトクリーム、あすかルビー(いちご)のソフトクリームを味わいました。地元の味を楽しめるのは嬉しいですね。

 

奈良 平城宮跡歴史公園 奈良 平城宮跡歴史公園

 

近くには復原遣唐使船もあり乗船できます!レストラン・カフェが入っている天平うまし館には遣唐使の歴史解説コーナーもありますし、復原遣唐使船に向かう通路にはクイズもあり、大人も子どもも楽しめます。古いものにこそ価値があると思いがちですが、新しく造られてはいるものの復原しているので規模感は当時のもの。実際に乗船してみるとその小ささに、よくこれで中国まで行けたものだと驚きます。

 

 

 

第一次大極殿、東院庭園、推定宮内省といった平城宮側の復原建造物については、改めてご案内します。