2020年6月30日
神秘の大自然と聞いたら、どこを思い出しますか?
パタゴニア(アルゼンチン)、エンジェルフォールズ(ベネズエラ)?
COVID-19が脅威となっている現在、今後、世界中自由に旅が出来るようになっても治安や衛生面でリスクのあるところは
なるべく回避したいと思うのは、当然でしょう。とにかく、安全、安心が第一です。 旅は、見知らぬ地を訪ね、新しい発見、感動、楽しさを求めにいくものの、失敗はしたくないと思います。 そのような見地から、お勧めするのが、「アイスランド」です。
手つかずの大自然がたっぷりの「アイスランド」
イメージワードは、「真夜中の太陽」や「オーロラ」ではありませんか?
夏至(6月20日前後)のアイスランドの白夜! 何時になっても、暗くならない、夜にならない感覚は、日本人からすると魔訶不思議なものです。
オーロラは、真冬に見られる現象と思われるかもしれませんが、実は9月~4月半ばまでそのチャンスはあります。
しかしこれらの自然現象を見に行く為だけにアイスランドへ行くとすれば、もったいない話です。 見どころをあげていけば、火山、地熱、温泉、氷河、滝、など連想ゲームのように本当にたくさん湧き出てきます。
それだけではありません。ホエール(クジラ)や、アイスランドのマスコット鳥の【パフィン】(カラフルなくちばしとまんまるの目が愛らしい鳥です)などの動物ウオッチング、ダイビング、スノーモビル、ラフテイング、乗馬などのスポーツ体験もできます。
代表的な観光ポイントは「ゴールデン・サークル」
プレートの境目は大部分が海の下にあり、私達は目にすることはできません。 しかしここでは、大西洋中央海領の割れ目が、はっきりと地表に現れているのです。 公園の西側が北米大陸プレートであり、東側がユーラシア大陸プレート。 地学の勉強です。地球の歴史です。 分厚い参考書を読んでいるわけでなく、自分の目で確かめることができることがなにより素晴らしく、感動ものです。
氷河を水源とする滝はいたるところにあります。 南海岸のセンリャランスフォスの滝、スコウガフォスの滝、などの美しい姿を見ることはできますが、このグトルフォスの滝の水量は半端なく、轟音と共に流れ落ちていく様は圧巻、その激しさ、力強さにただただ、圧倒されます。ナイアガラの滝やイグアスの滝はある意味、美しさを感ずるところもありますがこの滝には、地球の響きと勢いを感じることができることでしょう。
しかし、もし時間のない時は、さっと見るだけで良いかもしれません。はっきり言って、日本の温泉でもこの類の間欠泉は 見ることができると思います。
★時期が限定されますが、氷の洞窟へいくのもお勧めです。 アイスケーブル探検は、インストラクターと共に氷河をスノーモビルで走り、とっておきの景色を見に行きます。 時には人間一人が腹ばいになってやっと入れるような洞窟に侵入、太陽の光によってホワイト、ブルー、グレーなどにかわる色彩の世界を訪れ、天井から垂れてくる水滴の凍結で出来た氷の芸術を鑑賞します。
⇒氷河滑走についての詳細はこちらから
★現在のポンペイと呼ばれている「ヘイマエイ島」に渡ってみましょう。
1973年1月、居住地区の目の前で起こった噴火の、なまなましい溶岩流出の爪痕を見る事ができますし、パフィンのサンクチュアリーの見学もできます。
★あの有名なブルーラグーンは空港近くにあります。
ここは人工的、商業的観光施設になってはいますが、一度は訪れて泥パックをして、広大な温泉を体験してみましょう。 宿泊施設やSPAもあります。
★グルメの方には地熱活用のトマト栽培所で美味しい食事や、国を支える輸出品であるサーモンの極上レストランがお勧めです。
★ベスト・チョイス 最後になりますが、なんといってもヘリコプター遊覧です。
上空から見るアイスランドに勝るものはありません。 まさに、ひとっ飛びのアクションで大自然の驚異があなたのものに。 実際に体験してみるしかありません。
本当にいろいろな体験、経験、楽しみ方があるので、詳細はぜひご相談下さい。
– Travel Designer 沼能 功