リージェンシーグループ株式会社 : Regency Group Inc.

「上質の旅」…リージェンシー・グループのトラベルアレンジャーへ

TRAVEL REPORTトラベルレポート

バスク(スペイン&フランス)&フィレンツエ

旅行期間:10月6日~10月18日(13日間)

昨今、最も脚光をあびているバスクから、フランスのボルドーへの旅をプランニィング。 今回は「ゆっくり満喫」をモットーに、さらに乗換などの無駄を避ける為にボルドーからイタリアのフィレンツエへの移動には、プライベート・ジェットを利用。 さらにフェラガモの世界&ルネッサンス美術を堪能する旅となりました。

10月6日

今回の日程で一番便利な航空会社は、ルフトハンザ航空です。
お客様の希望でファーストクラスをご用意させていただきました。
当日は、なんと台風が関東を直撃。航空便は大混乱。
ルフトハンザ航空が用意してくれたのは、フランクフルト経由のビルバオ行きでしたが、その便ではビルバオでの滞在時間が少なくなるので、急遽ミュンヘン経由に変更してもらいました。予定より4時間遅れの出発でしたが、お客様は都内のホテルで待機していただき、状況を報告しながら、行動を開始していただいたので、羽田でのチェックインもスムーズに。空港到着後はファーストクラス・ラウンジで軽い食事を取って、機内へ。
ルフトハンザ航空アテンダントのスマートなサービスで、お客様も和やかに、快適なフライトを楽しみつつミュンヘンへと向かいました。
ミュンヘンでも出迎えスタッフがてきぱきとビルバオまでの乗継を案内、段取りはさすがと感心。上級クラスのサービスの違いを実感しました。

10月7日

ビルバオ到着後は、市内をゆっくりまわってランチへ。
グッゲンハイム美術館にある1ツ星レストラン『NERUA(ネルア)』にて。
美術館のレストランだけあってインテリアはシンプルでありながらも重厚さが漂う空間でした。メニューは、勿論バスク料理です。
見学後は、郊外まで足をのばし、世界遺産にもなっているビスカイヤ橋へ。
夜は、旧市街中心に点在するバールにて、ピンチョスを。

10月8日

北スペインのバスク地方へは、フライトの関係、交通の便でなかなか行きづらい所です。
スペインと言えば、アンダルシア地方のレンガ色のイメージが強いですが、バスクは緑多い地域です。ビルバオを出発して、1時間弱でピカソの絵でも有名な“ゲルニカ”へ。
バスク議事堂、ゲルニカの木などを見学。バスク地方の歴史を理解するには、やはりこの地は、はずせない町です。
その後、ビスカイヤの海岸線を通り、内陸部へ移動。ちなみにビスカイヤ湾はサーフィンのメッカでもあり、実際、数多くのサーファーが楽しんでいました。

今度はアクペと言う高い山に囲まれた山村にある、世界中のシェフが絶賛するレストランを目指しました。とは言ってもビルバオからは、1時間もかからない所です。
それはレストラン『エチェバリ』。ここは野菜をはじめ水牛のモッツェレラ・チーズまで自ら生産したものをテーブルに出しているところです。
しかもすべての食材に薪を使った火をいれるという調理法で有名です。
かすかな薪の香りと絶妙な火の入れ加減で、それぞれの食材そのものの味を引き出し、それを堪能するというレストランです。
メニューはありません。その日の食材の説明があり、食事がスタートします。
デザートまで2時間強。
(※『エチェバリ』予約希望の方へ:予約が非常にとりづらいレストランなので、早めの予約をお薦めします)

ゆっくり食事した後は、バスクの食の中心ともいえるサン・セバスチャンへ向いました。
サン・セバスチャンのホテルは、100年以上の歴史を持つ、この街を代表する“マリア・クリスティーナ”です。
ちょうど“食の祭典”の最終日、世界各地から多くのシェフが集まっていました。
夕食前にちょっとしたサプライズを!
ショッピングにもご興味のあるお客様でしたので、閉店後の“ロエベ”を特別に開けてもらい、プライベート・ショッピングを楽しんでいただきました。
アペリティブのシャンパンで喉を潤していただいた後に、ゆっくりとショッピング。
勿論、お買物されたものはホテルへ直接届けてくれますので、その後は手ぶらで旧市街へ出かけました。サン・セバスチャンは、なんといってもピンチョ発祥の地です。バールごとに得意料理がありますので、一軒、一軒巡って、少しずつ食べ歩きます。
白ワイン“チャコリン”を飲みながら、本当に楽しいひと時でした。

10月9日

この日は切り立った断崖のある小さな漁村を訪ねたり、スペイン出身デザイナーの“バレンシアガ美術館”を見学したり、サン・セバスチャン近郊の村々を訪ね歩いたりとのんびりとした時間を過ごしました。

ディナーは、サン・セバスチャン地区3軒ある3ツ星レストランの一つ、個人的に一番気にいっている『マルティン・ベラサテギ』にでかけました。
デザートの頃にシェフのマルティン・ベラサテギ氏もテーブルに来てくれ一緒に写真撮影。
13皿のティスティング・メニューを堪能した一夜でした。

10月10日

スペインを後にして、フランスへ向います。
もともとは、漁村でしたが、今では、ヨットハーバーもでき一大リゾート地になっているオンダルビアへ。ちょっと志向をかえて、スペインからフランスへは、船で渡りました。
その後、サン・ジュアン・ドゥ・リュズで、バスク織りの店や、マカロンの原型ともいえるスイーツ・ショップに立寄り、この土地ならではの一品を楽しみました。
とても貴重なバスク織りを手に入れることができ、お客様も大喜びでした。
宿泊は、ビアリッツのパレスホテル“ホテル・デュ・パレ”。
総支配人の計らいで海側のジュニア・スイートのお部屋をご用意いただきました。
パレスホテルを維持しているだけあってサービス、設備共に、最高のおもてなしでした。

10月11日

今日はフランス側のバスク巡りです。
まずはトロッコ列車で、約1時間かけてゆっくり“ラ・リューヌ山頂”を目指します。
この山は標高905m、列車の出発地はフランスですが、山頂はスペインです。
山頂は360°のパノラマで、眼下には、ビアリッツ、サン・ジャン・ドゥ・ルッツの町やピレネー山脈の山並みを見ることができ、是非とも訪れることをお勧めします。

ランチは、パリのアラン・デュカスでシェフを勤めたセドリック氏がオープンした『オーベルジュ・バスク』で、バスク地方の食材を丁寧に仕上げた料理をいただきました。
その後、唐辛子の産地でも有名なこの地域の中心地“エスプレッド”の町を散策。
のどかなフランス・バスクの街々をめぐりました。

10月12日

さらに北上。ボルドーまでは、高速道路で約2時間半。
ボルドーといえばワイン。中でもヴィノ・テラピー(ブドウの種からのオイルやブドウを使ったスパ)で有名なコーダリーへ。
ランチは、このホテル内の1ツ星レストラン『ラ・グランヴィーニュ』で。
何年かぶりに訪れたレストランですが、味、サービス共に、格段と進化していてびっくりしました。お薦めは、バスク豚のロースト(2人分からのオーダーになります)。
豚の脂身のとろけるような甘みは、最高。ここでは是非オーダーしてみて下さい。
その後、世界遺産の町“サンテミリオン”のワイナリーや、町を散策。
郊外のペトリュスをみてボルドーの街へ入りました。
ディナーは、この地ならではのシーフードで。牡蠣から海老、蟹までとにかくすごいボリューム!

10月13日

お客様はご夫妻でしたが、ご主人はとてもワイン好きの方。まずは、5大シャトーの一つ、“ムートン・ロートシュルト”へ。シャトー見学して、ワインティスティングをした後にメドックの小さなレストランでランチ。
月曜日は、多くのレストランが休みですので旅程を組む際は、ご注意下さい。
午後は、“シャトー・マルゴー”をみて、グラーブ地区の“シャトー・パプ・クレマン”へ。ワインづくしの一日でした。
ディナーは、これもちょっと変わったレストラン。ボルドーにきたら必ず一度は訪れる『アントルコット』。名前の通りステーキ・レストラン。オーダーは簡単です。
焼き具合を伝えればよいだけです。
予約をとらないレストランなので、開店の19時には長蛇の列です。
18時半頃には店に行き、並ぶのがベストです。

10月14日

いよいよ最終目的地のフィレンツエへ。
なぜフィレンツエか?答えは、ご主人はワイン好きでボルドーへ。奥様はフェラガモの大ファンだから、奥様のご希望をかなえ、フェラガモ本店のあるフィレンツエへ。なのです。
ボルドーからフィレンツエへは、直行便がありません。であればという事で浮上した案がプライベート・ジェット。勿論、費用もそれ相当ですが、全てが特別仕様。
プライベート・ジェットは、荷物の制限もほとんどなく、空港からホテルの送迎も含まれており、空港内の移動もジェット機まで車で移動です。
こんな快適なものはありません。通常の場合のホテルから空港への移動、空港でのチェックイン、手荷物検査、出発待ちの時間などを考えると、これだけで、1時間半は、必要です。この時間だけで、なんとボルドーからフィレンツエへ到着してしまうのです。(約1時間30分のフライトでした)
フィレンツエのホテルにもこだわりました。わずか17部屋というブティックホテル。
家に戻ってきたようなアットホームなホテルです。
サロンにはお菓子と飲物が用意されていて、いつでも好きな時に利用できます。
街の中心にありながらとても静かで、このようなサービスに慣れてしまうと大型ホテルには、とても泊まる気がしません。
ディナーは、イタリア料理評論家の中でも評判の“オラ・ダリア”にて、この時期にしか味わえないフレッシュ・トリュフづくしで。

10月15日

キャンティ地方を巡る一日。
キャンティといえば、また、ワイン。世界最大ともいわれる“アンティノーリ社”を訪れた。バディア・パッシニャーノのレストランでオリーブオイルやワインティスティングと共にランチを頂き、のどかな風景も楽しんだ一日でした。
フィレンツエと言えば、“ビスティカ・フィオレンティーナ(Tボーン・ステーキ)”は、外せません。観光客が訪れない、地元の人で活気溢れるレストラン『デイ・カンビ』でいただきました。

10月16日

フィレンツエのもう一つのハイライト“フェラガモ”。
ショッピングも、もちろんしましたが、この日は、フェラガモファミリーとのランチです。
フィラガモ本社の最上階にサロンはありました。チャペルもあり、サルバトーレ・フェラガモご夫妻と共に、フェラガモ家のワイナリー“イル・ボーロ”(勿論、スーパートスカーナ)のワインで乾杯。しかもマグナム・ボトルでのサービスです。
ご家族の話など3時間にも及ぶ、ビックランチになりました。

ランチを終えて、ウフィッツィ美術館へ。事前予約してあったので、入場もスムーズ。
今回特別に“ヴァザーリの回廊”をプライベートに開けてもらい、ゆっくりと見学。
ウフィッツィ美術館に展示されていない絵画もすぐ目の前で見る事ができ、至福の時間を過ごす。

10月17日

フィレンツエからフランクフルト乗り換えで帰国。
フランクフルトでは航空機到着と共にポルシェがお迎え、そのままファーストクラスのラウンジへ直行。
ラウンジは、きちんとしたフル・オーダーのレストランもあり、シャワー室も備えてありました。しかも人が少なく、コンシェルジェサービスのようなフル・アテンドで乗継便を待ちます。羽田便へもまたポルシェの送迎にて航空機まで連れていってくれました。

10月18日

予定通り羽田空港着

今回のお客様のご希望は、ファーストクラスを利用して、この期間でどこかへ行きたい。
あとは、全てまかせるという内容でした。そこで、今まで旅行経歴や趣味趣向のヒアリングを重ねて、今回のようなプランになりました。
帰国後、お客様からは何度も何度も、こんな旅行は今まで経験したことがなかった。
と感激の様子でお話しをいただきました。
旅行は、ライフスタイルの一つです。欧米諸国ではすでに一般的ですが、これからは、日本でも、だた観光地をまわる旅行会社が作ったパッケージ旅行は卒業されて、お客様自身の希望・要望にあわせたテーラーメイドの旅行に変わりつつあることを実感した旅行でした。