リージェンシーグループ株式会社 : Regency Group Inc.

「上質の旅」…リージェンシー・グループのトラベルアレンジャーへ

TRAVEL REPORTトラベルレポート

北イタリア・スイス旅行記

旅行期間:7月29日(金)~ 8月8日(月)9泊11日間

今回の旅行の計画は山岳会のスケッチ仲間から「ドロミテは描きがいのある山だよ」と言う言葉から始まった。私達夫婦は今まで機会を見つけては、ヨーロッパアルプスやカナダの山をザックを担いで歩いてきたが、妻が一昨年ひざを痛めて以来一緒に山には行っていない。北イタリアはまだ訪れたことがないので山を歩かなくても観光とスケッチで十分楽しめそうだ。早速行く方法を検討したが、この地方は交通が不便で、老年夫婦が重い荷物を持って列車やバスを乗り継いで行くのは大変だ。あきらめかけていた時にリージェンシー社の「北イタリア水の都ヴェネツイアとドロミテの山を訪ねて8日間」のモデルプランを見つけた。最後のミラノ行きをティラノに変え後は勝手知ったスイスに行けば何とかなる。ということでリージェンシー社に行き担当のトラベルアレンジャーさんにこちらの希望を言ってその通りの案を作っていただいた。7月29日成田を出て夕刻ヴェネツィア・マルコポーロ空港に到着、現地係員の出迎えを受けてジュデッカ島のホテルに着いた。本島とは違い静かなたたずまいにまずほっとした。翌朝の食事は花一杯の広い庭に面したテラスでとることになり、すがすがしい空気にこれからの旅への期待が膨らんだ。 午前中は島の見物に費やし、午後ホテルのボートで本島に渡るとそこは観光客の波、人ごみを避けて何とかアルセナール(旧造船所)まで行き、夕方からはゴンドラセレナーデを楽しんだ。
 

その後夕食をとろうと歩き回ったがどこもごみごみして適当なところがない。ジュデッカ島に帰り運河沿いの小さなレストランを見つけ外のテーブル席に座った。ここからは運河をはさんでサンマルコ広場の鐘楼、S.M.デッラ・サルーテ教会のドームなどが、夕焼けの中に浮かび上がってヴェネチアの美しさを満喫しながらの食事となった。 翌朝係員に連れられローマ広場に行くと待っていたのはプジョーの最高級車と人の良さそうなドライバーだった。直ちに出発ドロミテに向かった。ドライバーは英語はほとんどできないようだったが、ドロミテ近くの出身で手際よく撮影Ideasに止まりながらミズリーナ湖に到着した。 トレ・チーメやソラピスなどドロミテの代表的な山々を写す湖は神秘的な美しさを見せていた。  

食事もそこそこに早速スケッチにかかる。雲の流れは速いが何とか山は姿を隠さず付き合ってくれた。ここからコルチナ・ダンペッツオまではすぐだ。童話に出てくるような可愛いホテルに到着した。コルチナの町は小さいながら気品のあるたたずまいで今までのイタリアの町とは趣がちょっと違っていた。 翌日ロープウェイを乗り継いで標高3,243mのトファーナ山を目指したがあいにく山頂は雲がかかり視界はゼロ、途中駅まで下がってコルチナの町越しにドロミテの山をスケッチした。 帰途民族博物館に寄ろうとしたら昼休みが午後4時まであり、イタリア流を改めて認識させられた。

翌日先日のドライバーがチャオと元気よくやってきた。ドロミテ街道最高地点のポルドイ峠を経てボルツアーノへの道はそそり立つ岩山の連続でドロミテの山を満喫できた。 食事はエメラルド色に輝くカレッツア湖の畔に案内してもらいここで1枚スケッチをものにした。定刻3時に車はイタリアらしい明るい色調のボルツアーノに到着、久しぶりに都会に戻った気持でショッピングと食事を楽しんだ。 翌日はバスで保養地として有名なメラーノに向かう。この町はパッシリオ川を挟んで美しい花々に彩られた遊歩道が伸び、湯治センターやいくつもの旧いお城が立ち並んでゆっくりと滞在したい町だった。イタリア最終日はティラノまでの道のりだ、ここまで来るとドロミテには精通したドライバーも不案内なようで、ナビを頼りに山道を右に左に曲がりながら何とか列車の出発時刻前にティラノに到着して別れを告げた。3日間ご苦労様でした。

ティラノからはベルニナ急行の旅、山間を縫いながらサンモリッツに到着した。到着すると荷物を持ってくれたり、ホテルの迎え車の手配方法を教えてくれたり、旅人に優しいスイス人に接して故郷に帰ったような気がした。しかし今スイスフランは円よりも高い。ブランド品の店の並ぶ町としてホテルに到着早々町に出た妻もほとんど買物もせずに引き返してきた。次の日はまずセガンティーニ美術館に出かける。山を愛し最後も山小屋で息を引き取った画家の絵が30数点収められており、穏やかな画風に心が洗われる思いがした。 午後エンガディン博物館を出るころ曇っていた上空も晴れてきたので、ケーブルカー、ロープウェイを乗り継いで3,030mのピッツネイルに行った。ここはまさにセガンティーニの世界。山々に囲まれてサンモリッツ湖も小さく見える。つい時間を過ごしてロープウェイの駅に行くと最終便が出る直前だった。危ないところ飛び乗って帰ってきた。

サンモリッツからは普通列車を乗り継いでチューリッヒに出る。最後の夜はホテルで夕食をしようとしたら土曜日ということでホテルのレストランは休み、やむなく近くで開いていた小さなレストランで夕飯をとった。次の日の日曜日は一般商店はもとよりスーパーや駅構内のショッピングセンターまで休み、まだお土産品を買いそろえていない妻は困ったがどうしようもない。今まで山の近くばかりに泊まっていたので、観光立国のスイスがここまで徹底して休むとは思ってもいなかった。しかたなく近くで唯一開いていた国立博物館を見学して早々に空港に向かい、空港で最後の買物を済ませた。 8月8日無事成田に到着した。 今回の旅はリージェンシー社、トラベルアレンジャーさんの用意してくれた周到なガイドとドライバーを含め周囲の方々のご好意でたいした失敗もなく十分に楽しむことができた。深く感謝いたします。